星くずの村って
な~に?

たくさんの子どもたちが楽しそうに理科実験をしたり、
のびのびと海で泳いだり、夜には星空を見上げたり…

星くずの村は自然との対話、科学のロマン探求の経験を通じて
子どもたちに個性豊かに成長して欲しいという願いが生み出した村です。

村長のごあいさつ

理想に燃えて

1964年の暮れ、一人の青年が
瀬戸内海小豆島の美しい内海湾の小高い山に
理想の学園を築こうと一振りの鍬を入れました。

満天の星空を仰いで天体観測
海のプランクトンの顕微鏡観察
かぶと虫・くわがた虫の生きいき動くくぬぎ林
メダカ・ヤゴ・川エビのすいすい泳ぐ小川や池

それら一つ一つが完成し
物理や化学の面白実験を子ども達と
先生も一緒に楽しむ実験室も6棟ができました。

2000年を記念して珍しい岩石園、化石・鉱物園や
生きている日時計もつくりました。

星くずの村55年の歳月は21世紀の科学を満喫し
さらに大きく羽ばたこうとしています。

藤原 信
藤原学園 創始者

星くずの村の理念

大人の責任として、次代を担う子供たちに豊かな体験の場を与えたい。
星くずの村の建設にはそういった願いが込められています。

真の教育とは

受験戦争に駆り立てて、点数をあげることでも
子供の放恣のままに育てることでもない。

子供たちにでき得る限りの機会と洗練された環境を与え
規律のある範疇の中で行動させ、思考させ

子供の内に潜在する千差万別な能力
着想力、独創力、構想力を最大限に引き出し、発展させ

将来人間として悔いのない生活を享受でき得るよう
指導者の深い洞察力と大きな愛によって
絶え間なく、はぐくむことである。

星くずの村の歴史

「星くずの村」建設初期に植樹された苗木のメタセコイヤは、
今や30メートルを越す大木となっており、
一期生の方は喜寿を過ぎる年頃となられました。

夢を追い続けて

昭和39年 星くずの村建設開始。
昭和41年 第一号棟完成。実験実習開始。
昭和42年 冬期合宿学習開始。運動場、キャンプ場完成。
藤原学園実験教育研究所第11期生はじめての冬期合宿。
昭和43年 野外食堂、卓球場完成。メタセコイアなど植樹800本
昭和44年 第2号棟完成。
昭和47年 第3号棟完成。キョウチクトウなど500本植樹。
昭和48年 第4号棟、正門完成。日本庭園工事開始。
昭和49年 運動場拡張工事完成。日本庭園、天の川、流星の滝完成。
さつき、大名竹など2000本植樹。
昭和50年 「太陽の間」完成。
研究所創立20周年・星くずの村実習場完工記念式典挙行。
NHKテレビ放送。
昭和52年 「愛惜の塔」完成。
昭和55年 読売新聞、夏期星くずの村合宿を詳細に取材・報道。
昭和56年 第5号棟「アンドロメダ」完成。
昭和57年 海岸部にボート・ヨットハーバー完成。
昭和58年 第6号棟完成。
昭和59年 「宇宙の間」完成。
昭和60年 研究所創立30周年記念・星くずの村20周年記念式典を星くずの村で挙行。
昭和61年 第8号棟完成、3階「星くずの間」にプラネタリウム移設。
8月1日実験場を「星くずの村」と命名。
12月26~28日朝日テレビ星くずの村の活動を取材。
昭和62年 3月4日同テレビ「新水曜スペシャル」で放送。
昭和63年 第9号棟「ミルキーウェイ」完成。第3号棟改築。
平成元年 学習塾全国大会を9月23日、星くずの村で行う。全国私塾200集う。
「くすの木広場」完成。
平成2年 小豆島「星くずの村」完成。
平成5年 「星くずの村実験学校」開校。
平成6年 サンケイ新聞「星くずの村」を取材。
平成7年 NHK香川40周年星くずの村記念行事放映。
平成9年 第3工作実験棟「ボルックス・カストル」完成。
平成10年 天文観測棟「スターライトタワー」建設。アンドロメダ改装。
平成11年 食堂他大広間クーラー設置など改装。第三宿舎改装。グランドに農場完成。
平成12年 岩石園、鉱物・化石コーナー完成。解剖実験場増設。生きている日時計設置。
NPO「全国教育ボランティアの会」に参加。
藤原信村長、顧問に就任。
平成13年 NHKBS、星くずの村取材放映。
TBSサンデーモーニング、星くずの村取材放映。
平成17年 藤原学園創立50周年記念イベントを実施
平成20年 朝日新聞「花まる先生」公開授業に掲載
平成24年 読売テレビ「す・またん」藤原学園を取材放映。
平成26年 関西テレビ「よーいドン」藤原学園を取材放映。
「となりの人間国宝さん」に認定。